保存時暗号化 とは
保存データの暗号化
保存時暗号化(Encryption at Rest) は、物理メディア(ディスク、データベース、バックアップ)に保存される際に情報を暗号化するデータ保護方法です。
保存時暗号化とは
転送時の暗号化とは異なり、保存時暗号化は移動していないがサーバー、クラウド、またはデバイスに保存されているデータを保護します。
主な方法
- フルディスク暗号化(FDE) — ディスク全体を暗号化
- ファイル/フォルダ暗号化 — 特定データの選択的暗号化
- データベース暗号化 — DBMS レベルでのデータ保護
- 透過的データ暗号化(TDE) — アプリケーション変更なしの自動暗号化
暗号化アルゴリズム
- AES-256 — ほとんどのソリューションの標準
- RSA — キー用の非対称暗号化
- ChaCha20 — AES の現代的な代替
キー管理
- KMS(Key Management Service) — 集中キー管理
- HSM(Hardware Security Module) — ハードウェアキー保護
- キーローテーション — 暗号化キーの定期的な変更
ユースケース
- コンプライアンス要件(GDPR、PCI DSS、HIPAA)
- メディアの物理的盗難からの保護
- クラウドストレージセキュリティ
- バックアップ保護